2016年4月14日 21:26…
熊本地方を震源とする最大震度7(マグニチュード6.5)の地震が発生。
強い余震が続く中、多くの人が眠れない夜を過ごしました。
翌日になって、仕事や学校に出かける人、家の掃除をする人、それぞれが「まさかの大きな地震だったね。」「怖かったね。」と振り返りながら、1日を過ごしました。
多くの人が、その日は割れた食器や倒れた家具、散らかったものを片付け、クタクタになって一日を終えました。
そして、その日の夜…
4月16日 1:25、最大震度7(マグニチュード7.3)、のちに、本震と呼ばれるようになる2度目の大きな地震が発生しました。
誰も予想しなかった、まさかの揺れ。前震と呼ばれるようになった14日の揺れではなんとか耐えた建物も、2度目の本震により倒れるなど、益城町を中心に大きな被害を受けました。
避難所には、多くの人が詰め寄り、ピーク時の4月17日には延べ855ヶ所に18万人(県災害対策本部資料「平成28年(2016年)熊本地震に係る被害状況等について」より)が避難をしました。
様々な事情により、避難所に行くことができず、壊れかけた家に留まる人、車中泊をする人も多く見られました。
このような混乱した状況の中、東日本大震災後に多くの起業家の支援を行なってきた藤岡喜美子氏(公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事)の呼びかけにより、「緊急時に見落とされがちなこどもや女性への支援を、私たち女性の視点で取り組んで行こう」と、共同代表となる3名(園田敬子・清水菜保子・藤井宥貴子)が集まり、発災から4日後の2016年4月20日に、熊本こども・女性支援ネット(KCW)を発足しました。
熊本こども・女性支援ネット(KCW)
<共同代表>
園田敬子(NPO法人 熊本未来ネット(NPO法人 旧環境ネットワークくまもと 事務局長)
清水菜保子(一般社団法人 ゆずり葉 代表理事)
藤井宥貴子(熊本市男女共同参画センターはあもにい 館長)
<プロデューサー>
藤岡喜美子(公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事)